【「変」だ】 今さら、「憲法改正国民投票」の宣伝

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 市役所の窓口にこういうものが置かれてあると、ついピピッと反応してしまう。
 確か、「憲法改正国民投票法」が成立したのは一昨年の安倍首相の時だったっけ…。
 あの時には、もう3~4年後には「憲法改正」が強行されるのかと思わされたが、その後の麻生首相になって、あまりの不人気で憲法改正問題はいったん遠のいた。
 さらに今年の政権交代で、「憲法改正」は現実的な政治課題としてはなくなったと考えてよいのだろう。

 ところが今頃になって「憲法改正国民投票法」のリーフレットが全国にばらまかれたというのは、まるで安倍さんの亡霊がよみがえったみたいではないか。
 投票用紙のサンプルを載せて、開票で2分の1を超えたら「直ちに憲法改正の交付手続きをとります」「投票結果は、官報で告示されます」とまでていねいに書かれると、まるですぐにでも国民投票が実施するつもりかと心配してしまう。

 総務省としては、麻生内閣で予算化して政権交代前に作っちゃったんで、「ムダ遣い」と批判されないために、捨てるわけにも行かないんで急いで配ったものか。
 お役所として、「政治課題」であるか否かに関係なく、たんたんと国民投票法の「広報」をしておこうということなのか。
 それとも、民主党政権でも憲法改正を問う国民投票がありうると想定しているのか。
 はたまた、近い内に自公政権が復活して今度こそ憲法改正に突き進むかもしれないと見込んでいるのか。

 先日、国会で開かれた予算関係の勉強会に出たら、総務省の官僚氏が「本当は今年度、5億円の予算で、このリーフレットを全国の全世帯に配布する予定だったが、それは中止になった」と言ってたっけ。
 全戸配布をやめて、市役所などの窓口に置くだけにしたということらしい。
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by tomoni_k | 2009-11-15 11:03 | 「変」だ