【「変」だ】 これはもう“いじめ”だと思う
これまで職員の喫煙場所だったところに、喫煙場所の移動の掲示が貼り出された。
庁舎西側の物置、というか、ごみ集積所の前
確かにタバコは“有害物”ではあるけどね。
梅雨のまっ最中、6月18日の雨天にも屋根さえない。
今やごく少数の喫煙派職員は
ここで雨に打たれながらタバコを吸わなければならないという
実に悲惨な状態に追いやられているのである。
「健康増進法」で、事業者は分煙を義務付けられていて
病院や学校を敷地内禁煙にするのはあたりまえである。
市役所の「施設内禁煙」の措置も、これまたやむを得まい。
(あるいは、完全分煙の喫煙室が確保されればそれでもいい)。
実はこれらは、久喜市議会で私が提言したことだ。
しかしそれでも
タバコ喫みは雨ざらしの中でタバコを吸っていろというのは、
これはもはやイジメだと思う。
喫煙所に雨よけくらい付けたっていいじゃないか。
民間企業だって、タバコ喫みの従業員をいじめるだけじゃなくて、
彼らの人権を守りながら禁煙を誘導する企業努力はするだろう。
私自身はかつて30数年の喫煙歴を断ち切って禁煙に成功した。
そして議会で、「分煙対策」を最も強く提言してきた立場ではあるが、
それでも今の久喜市役所の
タバコ喫みに対する非人間的扱いには抗議の声をあげたくなるではないか。
それにも増して不合理なのは
市役所5階、市議会議場の脇の喫煙所である。
議員だけは堂々と冷房の効いた廊下で喫煙することができる。
本会議の休憩中には、廊下中に煙が立ちこめているのである。
こんな議員特権が許されていいのか。
いつか職員の反乱が起きないか、私は心配で仕方がない。
タバコ愛好者の職員に教えてあげたい。
『5階の議場の脇でなら、議員にまぎれてタバコが吸えるよ』
まさか議員以外は出て行けとは言わないんじゃないか。
by tomoni_k | 2010-06-18 21:59 | 「変」だ