「合併記念DVD」制作費150万円!?

 議員に「みんなで創ろう 久喜新時代 久喜市誕生記念映像 平成22年」というDVDが配布された。
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  11月21日の合併記念式典会場で上映されたビデオで、3月23日の開庁式での来賓のあいさつ、新久喜市の祭、花、川、名産、偉人などのさらっとした紹介の後、田中市長のお話が入っている。
 いかにもお役所が作りましたという感じ、15分くらいの短いものだ。
 その他に、旧久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の閉市式、閉町式式典の各5分くらいの映像も入っていた。
 このDVDはテレビ埼玉に委託して、100枚作成して約150万円かかっている。
 配布先は、公文書館と図書館、映像に入っている祭りなどの協力団体や個人、支所などに置いたほか、個人では名誉市民と議員に配って、残り23枚を有償(1枚1500円程度)で頒布する予定であるが、はたしてわざわざ購入する人がいるのだろうか。

 そもそもこのDVDのコンセプトは何だったのだろうか。
 新久喜市の合併のPRでもなく、市民へのアピールでもない、新久喜市の紹介でもなく、合併の記録というにも中途半端で、ましてや未来へ向けての歴史資料というでもない、子どもたちの学習資料としての価値もなさそうだし、文字通り“合併しました”というだけの記念映像という他ない。

 いったい誰に向けて、誰に見てもらうことを目的としたものかもわからない。

 こういう記念品というと議員全員に配るのはあたりまえになっているのだが、ほとんどの議員は式典の時にすでに見ているし、改めて鑑賞して感動したり、家族に見せて「すばらしい」と威張れるものでもなさそうだ。
 これに150万円!? せっかく作るのなら、合併の記録としてもっと歴史的資料として後世に残せるものを作って欲しかったと思う。

 なお、制作費150万円のDVDを久喜の議員だけで見るのももったいないので、ユーチューブに流そうかと思ったが、「複製、放送、公開上映、レンタルは禁止」と断り書きがされているので、ちょっとまずいかも。
 行政は基本的に著作権は関係ないと思うのだが、これは「製作・テレ玉」となっている。
 したがって、市の職員も見た人はほとんどいない、市民のみなさんも見たければ図書館で借りるしかないのだが、見たい人は連絡くだされば私のをお貸しします。さしあげてもいいです。
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by tomoni_k | 2010-11-17 17:58 | 「変」だ