鷲宮子育て支援センターは環境配慮型施設です
5月1日に、鷲宮地域子育て支援センターとファミリーサポートセンター鷲宮の開所式が行われました。
もともとこの場所には、鷲宮町立の中央保育園があったのですが、それが廃止され、その施設を使って開設する計画でした。
しかし建物の老朽化で耐震性が不足していることが明らかとなって、全面的に取り壊し、新たに建設したものです(工事費は約8500万円、前の建物の取り壊し費用を含めると1億円だそうです)。
屋根には太陽光発電システム、雨水貯留システム、施設内の照明はすべてLEDで、久喜市の今後の公共施設は、この3点セットが標準装備にしていく方針です。
ただし、この施設での太陽光発電は、当初の設計計画には入っていなかったので、東向きの屋根に設置することになってしまい、最大発電出力5.5kW/hとはいうものの、発電効率は少し落ちるようです。
雨水貯留システムも200リットルのタンクを建物の外壁に置いただけですから、かなり容量は小さいと言わざるをえません。
今後は当初の計画段階から、こうしたことにも配慮して設計していく必要があります。
by tomoni_k | 2012-05-03 07:55 | 「いいもの」だけれど