1月31日、久喜宮司衛生組合の栗橋・鷲宮地区のごみを処理している八甫清掃センターの粗大ごみ処理施設で火災が発生したという報告がありました。
私は今日(13日)の午前中に八甫センターに行き、現場を確認するとともに職員から説明を受けました。
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搬入された粗大ごみや燃やせないごみは、破砕機に投入されて細かく砕いた後、磁選機に運ばれて鉄やアルミ、プラスチック、燃やせるごみなどに分けられますが、その過程で何らかの理由で火災が発生したものです。
午前11時30分頃に発生した火災は、散水機や消化器による初期消火では対応しきれず、結果的に消防組合に出動を要請して12時54分に鎮火したとのことですが、負傷者はいませんでした。
火災の原因は不明ですが、ライターやガスボンベなどが混入していたことが考えられます。
この火災によって磁選機(写真上)やベルトコンベアが焼損したため、粗大ごみ処理施設の復旧には4か月程度がかかる見通しです。
その間もごみの搬入は通常通り行い、粗大ごみや燃やせないごみは木製品や金属などを手選別によって分別して対応します。
選別できないごみが1週間で20トン程度が処理しきれないでたまっていきますが、フレコンバッグに詰めて敷地内の仮置き場に保管し(写真下)、場合によっては菖蒲清掃センターや久喜宮代センターで処理することも検討するとしています。