久喜市役所の自動ドアの変遷

(1)2003年3月5日、ときどき手動になる自動ドア
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今どきの市役所や公共施設のドアは自動ドアが普通だが、久喜市役所の南側入口のドアは「強風の時は手動になります」と断り書きが貼ってあって、実際、台風の時とか、冬の木枯らし(赤城おろし)とか、もうすぐやってくる“春一番”の時などは、いくらドアの前に立って力んでみてもドアは開いてくれない。
 ここは、風除室で、この写真の左側に、外へのもう一つの自動ドアがあるのだが、その間隔が狭すぎるために、両方自動にしておくと、2つのドアがいっしょに開いてしまって、中へ強風が吹き込むのだそうだ。
 これって、完全な欠陥建築である。
 それで市役所は「強風の時」、予告なし、断りもせずに、自動ドアを「手動ドア」にしてしまうことにした。

 この2つのドアが手動になったとき、とっても重い。
 しばらくドアの前で待っていて、ようやく「あれ、動かない」って気が付いて、ドアに手をかけようとしても、まず手をかけるノブがない。
 ドアのすき間に指をこじ入れて、開けようとしても、ちょっとやそっとの力じゃ、ドアは動いてくれない。
 足を大きく開き、思いっきり踏ん張って、やっと開いてくれる、そんなドアである。

 ところで、このドアの外には車イス用駐車場があって、点字ブロックも設置されていて、この入口を入るとすぐに、介護福祉課、社会福祉課があって、 つまり、障害者や高齢者には便利な入口なんです。生活保護なんかで相談事がある場合など、他に人に見られず、目立たずに入ることもできる入口なんだが、ドアがこんな調子で、行ってみたら閉まっていて、力弱き人は開けられないんじゃ、困ってしまう。ホントに。
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(2)2003年3月7日
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 上の記事と写真を掲載したのは昨日=3月5日の夜。
今日、6日の朝は、そのままだったのだが、夕方、4時半過ぎに、このドアを出るときには、もうこの貼り紙はなかった。
市役所の財政課で、何とかしようと思ってはずしたのかと思っていたら、
7日の昼過ぎに通ったら、新しい貼り紙があって、
「強風の場合は手動にさせていただくことがございます」と、言葉遣いだけが直されていた。
ていねい語に直したからといって、内容は同じ。
言い切り型から、少し表現を和らげたから、「手動」にしてもいいだろうという、お役所・お役人・官僚というのはこういうもんなんだ。
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(3)2003年8月21日 この貼り紙ははずされていた。
 何ではずしたのかは確認していない。
 自動ドア・時々手動ドアを修理したのか、単に紙が落ちただけか。
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(4)2004年1月、ときどき反応が遅くなる自動ドアに「改善」
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 新年明けて、ようやくこの自動ドアの方式が固まったらしい。
 昨年の3月頃は、「ときどき手動になる自動ドア」だったのが、今年から「ときどき反応が遅くなる自動ドア」になった。
 強風の時は、内側と外側の自動ドアが両方同時に開いていないように、
つまり、外側のドアが閉まってから、内側のドアが開く、
逆に、内側のドアが閉まってから、外のドアが開く、そういうふうに作動するように調整した。
 これで、力いっぱい押さなくても、動くようにはなった。
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(5)そして、今(2008年1月)
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 最近でも、ドアが開かないのでドアの前でいっしょうけんめい足踏みをしているお客さんを見かけたりすることがある。
 いっそのこと、ここの自動ドアは、通常の場合でもいつでも片一方が閉まってから開くように設定しておいて、して、市民や職員にも、「このドアはいつでも反応が遅いんだ」ということにしてしまった方がよくはないか。
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by tomoni_k | 2008-01-26 09:18 | 「変」だ