歩行者と自転車だけは通れます

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 3月26日、県道・杉戸久喜線のオーバーブリッジが開通した。
 当初は当日の11時から“知事も参加しての盛大な開通記念式典”を行う予定であったが、大震災のこともあって中止となった。(中止と聞いていたが、実際には田中市長や樋口県議、岸議長などが参列して開通式はやったらしい)。

 これまで県道春日部久喜(4間道路)や市道1号線(六間道路)がラッシュ時などには往々にして開かずの踏切状態だったから、ずいぶん便利にはなった。

 実は、このオーバーブリッジができた時点で、JRや東武鉄道は下の踏切を廃止する予定であったのだが、しかしそれでは困る人々がいる。
 特に、JRと東武鉄道の線路の間にある東6丁目の住民にとっては、これまではどこへ行くにもJRか東武鉄道を横断していたのだが、この両方の踏切が通れなくなってしまえば、団地からの出口がふさがれて文字通りの「陸の孤島」になってしまう。
 東武鉄道のここから200mくらい離れた春日部寄りに歩行者と自転車専用の踏切があるが、ずいぶん遠くなってしまう。
 特に車ではそこも通れないから、車で地区外に出たい場合には、駅にいちばん遠い方に一本だけ通っている道をぐるっと回って来なければならなくなる。
 それはまさに死活に関わる問題であるから、住民たちは必至になって交渉した結果、ようやくこの踏切の閉鎖だけは免れて、踏切を歩行者と自転車だけが通行できるように残すことになった。
 踏切を狭くする工事は今年度に行われる予定だが、とりあえず現在はこうなっている。
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 JRと東武鉄道の2つの踏切の前に柵を設置して、車の進入を阻止しているのだが、時々、間違って車が来てはあわてて柵の前でUターンしていく。
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 オーバーブリッジの開通は車での東西交通にとっては便利で渋滞もなくなったが、その下を通る地元の住民にとっては大いに不便になったので、これは「いいこと」と喜んでばかりもいられない。
 それでもようやく歩行者と自転車だけの通路が残されたことは、かろうじてよかったと言える。

 光があれば必ず影がある。
行政が光を推し進めるものだとすれば、影に目を向けるのは政治の責任ではないか。
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by tomoni_k | 2011-03-28 12:09 | 「変じゃない」けど

【「変」だ】 手すりのない階段

いずれも、上は市役所の中央階段、下は南の非常用階段である。
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最近は計画停電やら節電やらで、議員でも5階の議会までエレベーターを使わずに階段を使って上り下りしている人が多い。
私もこれまでは、書類が多いときなど、上りだけはエレベーターを使うことが多かった。
大震災以降はもっぱら階段を使っている。
それで、今さらながら、新たな発見があった。
久喜市役所の本庁舎の階段には手すりがない!!
中央階段には一応、オカザリみたいな手すりがあるが、非常につかまりにくい。
上りのときは右側には手すりなくて、下りの時は左側には手すりがない。
南の非常用あるいは通用口階段は両側ともまったく手すりがない。
結果、久喜市役所の階段は、お年寄りや、ちょっとでも身体の不自由な人にはとっても不親切な階段である。
私だって、5階まで上るときには、手すりにつかまりたい年令になってきた。
(議員は高齢者が多いから議場は1階に置いた方がいいですね)。
いやいや、元気な若者にだって、階段には手すりがあった方が使いやすかろう。
結論。
久喜市役所庁舎の階段に手すりを付けなかったのは、みんながエレベーターを使うのがあたりまえ、階段なんか使う必要はないという発想で設計されたものであろう。
省エネのためであれ健康のためであれ、階段の使用を促進するためには、今からでも手すりを設置した方がいい。
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by tomoni_k | 2011-03-22 21:12 | 「変」だ