久喜マラソン大会は、12月のエントリー締め切りまでに参加申し込みが募集定員の半分くらいしかなかったため、締め切りを1月15日まで延長している。
さて、1月4日現在の申し込みは、ハーフが約2100人、3㎞が250人など、全部で2700人で、募集定員5200名のやっと半分を超えた程度だという。
昨年も参加が少なくて、急遽、補正予算で市からの補助金を増額したのだったが、今年も同じことの繰り返しになりかねない。
コロナ禍のせいだけではなくて、数年前に比べて、マラソン熱が下がっていると聞くのだが、どうなのだろう。
梅田市長は自分の趣味であるマラソンを市政の中心に据えたくて、2025年以降のフルマラソン実現を公約にして、何が何でも実現したいらしい。
市民マラソンランナーからは、「久喜でフルマラソン」への根強い批判がある。
かつて市長の応援団とみられていた川内優貴選手からも「久喜市でフルマラソンに反対」の意思表示があった。
多くの市民からも、市民マラソンにもっとてこ入れして盛り上げるのが先ではないかという、ごくまともな指摘も続いている。
私もその1人で、私自身はマラソンを含むスポーツにはあまり興味が持てないでいるが、市民マラソン自体は、久喜市の魅力を引き上げる一つのイベントとして反対ではない。
しかし、実際に参加したランナーから、たとえば、そのコースに対する意見を聞いたことがあった。
シロートの私から見ても、久喜マラソンのコースは細い道を曲がりくねっていて、走りにくいんじゃないかと思ってはいた。
それで、市長の応援団で議員をしているマラソンランナーに、「久喜マラソンのコースってどうなの?」と聞いたことがある。
彼は即座に、「ダメですよー」と答えたものだった。
もう一度、現在の久喜マラソンの見直しから始めてはいかがか。