【「変」だ】 幻の『広報くき』5月号

 『広報くき』5月号はすでに印刷までできていたのだが、市民に配布されることなく廃棄処分となった。
 実際に配布されたのは、急遽差し替えられたA4版4ページだけだった。
 しかし『広報くき』5月号がどのように編集されて、なぜ廃棄することになったのか、これは明らかにしなければならない。
 シティプロモーション課の課長に、廃棄された5月号を欲しいと申し出たが、出してはもらえなかったので、情報公開請求をして出してもらったのがこれだった。
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 1面に久喜マラソンの写真が掲載されていて、田中前市長が川内優煇氏を表彰したという記事。
 そして2面に、新学校給食センターを建設するという記事。
 学校給食センター建設は梅田新市長が見直しを公約しているのだから、このまま配布するわけにはいくまい。
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そして、田中市長のNo.1訪問、田中市長への表敬訪問の記事、これらも田中市長の宣伝記事以外ではないから、市長が変わった以上は配れない、お蔵入りになるのは当然というしかない。
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 というか、市長が交代して改めてわかったことではあるが、『広報くき』が田中前市長の宣伝紙みたいになっていたということである。
 特に、市長の【表敬訪問】の記事は、本来ならいろいろな大会に出て市長に報告に来たその子どもたちが主体であるはずが、まるで田中前市長が主役であるかのようにそれぞれの写真の中心に納まっている、それがおかしいのだ。
 これらは、表敬訪問をした側が「市長を表敬訪問しました」という記事でなくて、受けた市長の側が「表敬訪問を受けました」という記事なっているのは、主体を逆転させているのではなかったか。
 そして「表敬訪問」した子どもたちは、市長といっしょに写真を撮ってもらって、「『広報くき』に出るよ」と言われて帰ったのだったが、それらの写真は田中前市長と運命をともにして没にされてしまったのは、「かわいそうに」と言うしかない。

 これらの記事は、田中前市長が再選されるのがあたりまえという前提に立ってすべての記事を編集して印刷までやってしまった、その結果、すべてを廃棄処分にせざるを得なかった、反省すべき点は多い。
 逆に、市長選挙直後の発行であれば、万が一にも市長が替わるかも知れないという前提で、交替しても差し支えのない記事を編集しておくべきだっただろう。

 すでに印刷まで完了した、その代金は144万1440円であった。
 これがすべて無駄になったわけだが、さらに急遽、差し替えの5月1日号を印刷した代金がいくらだったかは、まだ調べていない。

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by tomoni_k | 2018-05-13 19:19 | 「変」だ