青毛歩道橋の補修工事が行われている。
私が昨年、石川県議会議員にお話しして、補修を頼んでおいたのだが、ようやく・・・というところか。
この歩道橋は、今から40年前に青毛小学校が開校してまもなく設置された。
当時としてはかなりしゃれた趣向が凝らされていて、階段の壁に星座12宮のパネルが取り付けられて、夜にはブラックライトで星座の形が浮き上がって点滅していたり、階段が7・5・3段になっていて「七五三の歩道橋」と名付けられた。
しかしまもなく地盤沈下で、段数が増えてしまって、「八五三」になったのは笑い話だ。
星座パネルは遅くとも2014年には故障していて、3方向の階段の2方向は電気が切れて真っ暗のままになった。
もっとも、もともとブラックライトが点滅している夜にこの歩道橋を渡る人はいない(すぐ下に横断歩道がある)から、故障してもだれも気にしないで、修理されることはなかったし、修理してほしいという要求も出たことはない。
ただ、一度も修理したことがないので、ペンキははげて、階段も手すりも真っ赤に錆びて、階段のすきまから下の地面が見える有様だった。
ここは県道だから、歩道橋の管轄は埼玉県で、管理も杉戸土木事務所であるから、久喜市もノータッチで来た。
あまりにもひどいので、石川県議会議員に『何とかならないか』と話しをしたのが、実現したというわけだ。
なお、故障した星座パネル(もともとだれも見ない)は、取り外されたようだ。
工事の看板には「塗り替え」としか書いてないのだが、階段のすきまから地面がのぞけるくらいは補修してもらえるのだろうか、ちょっと心配だ。